長崎県歯科医師会

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人体解剖図

 

長崎県歯科医師会会史第一編

レオナルド・ダ・ヴインチの人体解剖図

 レオナルド・ダ・ヴインチLeonardo da Vinci(1452-1519)は、自ら30体もの人体解剖を行い、詳細な解剖図を残しました。頭蓋骨についてもよく研究し、上顎洞や歯牙の描写を行い、小臼歯を初めて区別しました。これを指導したのはパドア学派のマルク・アントニオ・デラ・トルレでした。
 歯の記述は特に正確で、上顎2本の臼歯は3根でその2根は外側に1根は内側に位置すると述べています。また、上顎4本の臼歯は内外に2根、2本の犬歯と4本の前歯は1根であると述べています。下顎は上顎と同様に16本あり、臼歯は2根であると述べています。