長崎県歯科医師会

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『人間の歯の自然史とその構造、使用、形成、成長、疫病』の説明


『人間の歯の自然史とその構造、使用、形成、成長、疫病』の説明

 外科医ジョン・ハンターの顎の成長発育や咀嚼筋との関係についての理解は完壁であり、門歯、犬歯・双頭歯などの言葉も創りだしました。また、挺出歯についても成長しているのではなく、対合歯が欠如しているためであると正確に説明しています。
①歯の解剖
 エナメル質は線維性の構造物で、中心より放射状になている。象牙質は他の骨よりも緻密で硬い。乳歯の脱落は生理的作用によって起こる。歯は成長し続けるものではない。
②齲蝕について
 原因不明の歯特有の病気である。表在性の齲蝕は充填し、深在性の齲蝕には歯冠が残っていれば、抜歯後歯を煮沸して再植する。
③上顎洞蓄膿症
 第1、第3大臼歯の歯槽から穿孔する。
④歯根膜炎・歯槽膿漏
 歯槽から膿が排出されているかどうかで分類した。
⑤抜歯について
 歯肉を歯から剥離すると容易に抜歯ができる。
⑥歯列矯正について
 乳歯はできる限り抜歯すべきでない。全ての小臼歯が萌出するまでは、矯正すべきではない。上顎前突を矯正する場合は小臼歯の抜歯を勧めている。
⑦歯の再植
 雄鶏の鶏冠に歯を移植する実験を行った。