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床屋出身の外科医

長崎県歯科医師会会史第一編

床屋出身の外科医

 中世の床屋が顧客の口を調べています。また、顧客の方は顎の下に洗面器を抱えています。
 床屋の看板の三本の色は、それぞれ動脈、静脈、そして包帯を表わしています。多くの国でそのような印をつかっていますが、国によっては、ソラマメのような形をした、あるいは小鍋のような容器を軒先に吊しているところもあります。そもそも理髪師というのは人間のからだに刃物をあてる仕事でした。髪や髭だけでなく、皮膚にできた腫れものを切開したりもしました。戦争のときは、軍隊に同行し、傷の手当ても行いました。そして、平和な時代には特に大事な仕事は潟血でした。