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木床義歯

木床義歯

 (長崎)田代弥平先生寄贈 長崎県歯科医師会所蔵

 ツゲの木を彫刻して作られ木製の義歯、前歯は人の抜去歯が用いられていて、臼歯部の咬み合わせの面は平坦に削ってありますが、実際には釘を打って摩耗を防いであるものが多いです。日本に現存する木床義歯の数は約150といわれ、その数少ないものの1つです。最古の木床義歯は1538年74歳で亡くなった仏姫中岡テイのものといわれています。外国では、フランスのピエール・フォーシャルによって1728年頃製作された総義歯が最初であり、この分野における日本の技術水準の高さをうかがい知ることができます。